冷え症は寒い時期の代表的な症状ですが、夏場では服装や食事が「冷え」に対して無防備になりがちで、低めの温度のエアコンや冷たい飲み物、食べ物などにより、体温の低下や血行不良を起こす人が多く見られます 。
<健康を取り戻すポイント >
冷えから身を守るためには、体を温め、血行を改善することが大切です。次のポイントを参考にして、健康維持に努めましょう。
1. いつまでも夏用の寝具・パジャマは使わないように注意しましょう。
2. エアコンの使用は暑い日だけにして、設定温度も高めにしましょう(外気との温度差は5度以内に)。
3. ウオーキングやストレッチなど軽い運動を心がけましょう。
4. 38~40度くらいのぬるめの湯でゆっくりと半身浴をして、体の芯から温めましょう。
5. 十分な睡眠をとりましょう。
<薬膳に基づく、体を温める食事>
芋類 :かぼちゃ
種実類 :栗、くるみ
野菜 :にら、ねぎ、らっきょう、生姜、にんにく
魚介類 :あなご、うなぎ、かつお、まぐろ、えび、なまこ
肉類 :牛、鶏、羊
その他 :黒砂糖、紅茶、酒、酢
これらの食材は体を温め、血行を良くします 血行がよくなると、全身に栄養がいきわたり、体力増強・造血機能を促します 。
夏の疲れを解消するのに効果的です。ぜひ、食事に取り入れてみてください。
〔徳〕
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